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ロスト・シンボル上巻

世界的ベストセラーであるダヴィンチ・コードと同じラングドン・シリーズである。視点人物が入れ替わり、複数の人物の物語が同時進行で進む点はダヴィンチ・コードなどと同じである。
今回はアメリカ合衆国の首都ワシントンが舞台である。米国と言えば歴史の浅い近代国家のイメージがあるが、そのバックボーンには強い宗教性が存在することが浮き彫りにされる。
主人公のラングドンが価値観を相対化できる人物である点が印象的である。古代の拷問器具である十字架の前で跪き、血と肉の象徴であるパンとぶどう酒を食べるキリスト教徒の信仰も他の価値観に立てば怪しげなカルトに映ると主張する。日本社会では自分の考えだけが真実という類の偏狭で幼稚な発想の持ち主に遭遇することもある。その種のナイーブな思想を嘲笑う好作である。林田力
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