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林田力Twitterまとめ 2017/12/02 [林田力hayariki]


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ソロモンの偽証

#小説 #書評 #江東区
宮部みゆき『ソロモンの偽証』は東京都江東区立中学校を舞台とした小説である。雪の日に屋上から飛び降りたと見られる生徒の遺体が発見される。その生徒はヤンキー三人組と喧嘩した後で不登校になっていた。ヤンキーが野放しで、大人しい生徒が不登校になるという実態に絶望感を覚える。本書はヤンキーが悪という単純なものではないだろうが、それでもヤンキーを糾弾したくなる。
視点人物がコロコロと変わり、序盤は物語に入りにくい。保護者会でヤンキーを糾弾するところからストーリーが動き出す。

『火星からの侵略』はラジオドラマ『宇宙戦争』によるパニックを研究した書籍である。本書はラジオの短所として時間の柔軟性に乏しいことを指摘する(99頁)。放送時間にラジオを聴いていなければならない。紙媒体のように好きな時間に読むことができない。この短所はTVにも該当する。
これだけでは古い紙媒体が新しい放送媒体を叩いているだけになりかねないが、より新しいインターネットは時間の柔軟性が高くなっている。YouTubeのようなオンデマンド配信ならば短所を克服できる。より受け手(消費者)本位のメディアが普及すればパニックは起きにくくなる。
少し話を脱線するが、この時間の柔軟性は仕事において電話よりもメールを求める心理と重なる。電話は相手の時間を拘束することになるためである。
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