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林田力Twitterまとめ 2018/08/19 [林田力hayariki]


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北海道暮らしと産業のいま

雑誌『地理』2018年8月号は「北海道暮らしと産業のいま」を特集する。
五十嵐和也「グローバル」ではグローバルな課題を生徒にとって実感のある題材や地域にまで落とし込んだ授業を目指す(115頁)。
スペインのコルドバを紹介した記事ではイスラムをギリシア・ローマ文化を現代に伝える架け橋と評価する(田中總太郎「コルドバの歴史地区」95頁)。アニメfateZeroではアレキサンダー大王をイスラム風のイスカンダルと称している。単にイスカンダルの響きの新鮮さから採用されたものと思うが、イスラムがギリシア文化を伝えたと考えれば意義深い。
巻頭のカラーページでは大阪北部地震の報告がある(池田碩「大阪北部地震の被災地を歩く」)。西日本豪雨災害が直後に起きたために忘れられがちであるが、ブロック塀の倒壊など重要な教訓がある。タイムリーにアップデートできない月刊誌だから逆に目の前の事象に流されずに取り組める。
津波防災の記事が興味深い(橋本雄一「津波防災と自治体・住民の対応」)。北海道を対象とした研究であるが、内容に普遍性がある。津波対策として津波避難ビルが注目されている。しかし、シミュレーションの結果、避難ビルの階段入口で15分から30分程度滞留し、津波到達予想時間である地震発生後30分以内に多くの住民が避難ビル内の安全圏まで到達できない可能性があると指摘された(67頁)。住環境を破壊する超高層マンション建設に対して、津波避難ビルになると正当化する主張があるが、本当に近隣住民の役に立つのか吟味を要する。
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約束のネバーランド2巻

『約束のネバーランド』2巻は脱出に向けた準備を進める。ただ脱出を目指すだけでなく、脱出後のことも考えている。一方で子ども達の中にママへの内通者がいるとの疑いも生じる。
作品によっては2巻で中だるみし、失速するものもあるが、本作品は緊迫感が高まる。味方と敵がスパッと分かれないところが深い。一致団結して目の前の課題を解決するという特殊日本的集団主義に陥っていない。一番の味方になる筈の存在とも駆け引きしなければならないことは疲れるが、作品としては面白い。
主人公だけでは知識が不足している。情報の提供者がいなければ難しいが、無理矢理お助けマンを登場させると御都合主義に陥ってしまう。この巻の内通者のような立ち位置は面白い。
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林田力Twitterまとめ 2018/08/18 [林田力hayariki]


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林田力Twitterまとめ 2018/08/17 [林田力hayariki]


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不撓不屈

高杉良『不撓不屈』は国家権力と断固闘った飯塚毅・税理士の物語である。官僚の横暴や傲慢がこれでもかと描かれる。自分達の面子しか考えない公務員のいやらしさが描かれる。
公務員が作文した虚偽内容の文書に捺印を強要するなど弾圧の手口が描かれる。勾留中の被告人の取り調べでは弁護士の悪口の悪口を言い、弁護士と被告人の離間を図る(221頁)。
戦後昭和の官僚主導経済を成功モデルのように見る向きもいるが、官僚に潰された人々もいただろう。その意味で昭和は良かったとはとても言えない。むしろ官僚主導経済を批判する新自由主義に個人の解放につながる要素がある。飯塚も外資をクライアントとしていた。公務員を監視し、公務員倫理の徹底に努めなければならない。
飯塚は論語の里仁編の「悪衣悪食を恥じる者は、ともにはかるにたらざるなり」を好む(123頁)。この悪は悪いという意味ではなく、粗末なという意味である。価格と品質が比例すると考える浅ましい拝金主義の対極にある。
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林田力Twitterまとめ 2018/08/16 [林田力hayariki]


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林田力Twitterまとめ 2018/08/15 [林田力hayariki]


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林田力Twitterまとめ 2018/08/14 [林田力hayariki]


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ランクA病院の愉悦

『ランクA病院の愉悦』は『ガンコロリン』を改題した文庫本である。「ランクA病院の愉悦」は医療格差が進む近未来の日本を描く。病院はランクA、ランクB、ランクCと料金によって分けられる。ランクC病院は人工知能による診断しかしない。この人工知能も近年話題の機械学習のレベルではなく、if文で実装する単純なレベルである。低所得者は、このランクC病院しか事実上受診できない。格差社会のディストピアを描く作品と想像したが、良い意味で裏切られた。価格と品質が比例するというような浅ましい拝金主義への批判になっていた。

後書きで以下のように書いている。「いいものをいじり回してダメにしてしまうのは官僚の習い性だ。官僚の意識には、病で苦しむ患者を救おうという、一番大切な気持ちがすっぽり欠けているように思えてならない」(237頁)
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